世界大会日誌(その6)

 

【世界大会日誌(その6)】



 7月13日(木)

 夜の宿舎。

 大広間で、団体戦の表彰式です!

 先光さんが司会で、トギーさんが選手たちに盾を渡す役割でしたが、、なんと僕が賞状を手渡す事に、、これも急遽のピンチヒッターでした。途中から飯塚君のお母さんがその役割を代わってくれましたが、、汗だくになっていました。

 選手たちの表彰の後に、スタッフの表彰?があり、

 僕は、個人戦に参加させて戴きましたので、スタッフと選手の両方で貴重な経験をさせて戴けたのですが、スタッフのみでヘルプしてくれた、フクダさん、よしゆき君、古川君、飯塚君のお母さま、イーファンさん、井上さん、玉ちゃん、ナリキさん、そして、先光さん達JBAの関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

 選手達も、同じ気持だったのでしょう。

 スタッフのみんなへの拍手が、この日一番大きく、いつまでもいつまでも、その大きな拍手は鳴り止みませんでした、、。

 

 表彰式の後、軽くビールを飲みながら部屋で休んでいる時に、古川君やKBNの池上さん、前川さん、山崎さん達と、明日の個人戦の事について話していて、

 「しかし、、フロストと一緒に投げるなんて事になったらどうしようかな~(^^ゞ トリックキャッチなんか、めちゃくちゃプレッシャーがかかるでしょうね、、もし、そうなったら、僕、個人戦辞退しますよ~!」と笑っていたのですが、、

 7月14日(金)

 いよいよ待ちに待った個人戦です!

 会場のボードに選手の登録番号&組み分けが発表されています。

 僕の番号は、、34番か、、

 33番は、、Fridolin Frost、、フリドリン、、フロスト、、

 あかん、、フロストや~!(- -;)

 最初のファーストキャッチも同じ組やんけ~!

 (言霊や、、喋った事が実現してもうた、、)

 昨日の僕の発言を知っている人は大爆笑でしたが、、周囲の笑い声は、僕の遠い所で聞こえています、、

 (う~ん、、困った、、本当に、、困った、、)

 近くにいた古川君に「昨日の俺の発言を誰か聞いてて、それで、フロストと同じ組にしたんとちゃうか~?(怒)」と問い詰めましたが、「いえいえ、組合せは、コンピューターのランダム機能を使ってやってましたよ~(^^ゞ」と、、

 (ランダムか、、ランダムめ、、糞ランダムめ、、)

 僕の個人戦は、、本当にドキドキのスタートとなりました。

 (この登録番号は明日も変わること無く、僕は、今回の大会で世界チャンピオンとなるフロスト氏と、最初から最後まで同じグループでブーメランを投げる事になるのでした、、)

 つづく

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